忍者ブログ
ご訪問ありがとうございます!感謝力を高めて人間性を高め、最終的には良くないことであっても感謝出来るようになれると、意識が変わり、人間性の高い人が増えると世の中が変わります。まだまだ修行が足りない身ですが、一緒に頑張りすぎない程度に頑張りましょう。
[94] [93] [92] [91] [90] [89] [88] [87] [86] [85] [84]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

世間一般で「成功者」に見える方の意外な本音。

 このブログではもう既にお馴染み(!?)となった、船井幸雄さんの著書。色々な本を何度も取り上げており、船井さん自身のホームページでも定期的に記事が交信されているのでおおよその骨子は伝わっていると思われる。

 この著書と、船井さんだけに限らないのだが、どうも自分が思っていることと、周囲から見えること、感じられる事がどうも違う場合があるということだ。たまにテレビで有名な俳優さんや歌手の方が出演され、その人の代名詞となったドラマや歌に関して語られると最初から「これこそ私の役、私の歌だ!」と確信してそれが大当たりした、というのではなさそうで、大抵の場合、「え〜、こんなの!?」というのが大当たりしているようなのだ。現に、14ページに『多くの人から「船井さんは理想的な生き方をしてきましたね。」と言われます。自分では考えたこともありません。幼少時から「幸せ」や「成功」などについて考えたことがなく、理想もなく、ただガムシャラに働き、生きてきただけです。(中略)ともかく、今の時点(2010年6月25日)では病気で肉体的に苦しんでおり、その上、多くの悩みがあります。ただ、アタマだけは冴えているからです。そしていままでは「生きてきた」というより「生かされてきた」人生だったように思えます。これが本音です。』、44ページには『(中略)と言いますのは、最近は出したあとで、本の内容は別として出た部数には余り深い感慨のない自分を発見するからです。内容のどこかが気に入らないと、そこが非常に気になるのです。本の原稿を書いている時はいつも一生懸命に書いています。(中略)それでいて読み返すと気になる……というのは厳しい事です。そういう時は何か、私の今生の使命や目的に会わないことを書いているように思えて仕方ないのです。』45ページには「(中略)とはいえ、成功者と呼ばれることには、全く感慨がないのです。お門違いのように思います。」と書かれており、今までの船井さんの業績や著書を考えると意外に感じる。著名な方達や、沢山の会社の経営者たちと連日お会いし、その中で主に経営や人間のあり方に関する沢山の著書を読むと、かなりの間本腰を入れ、これこそ使命だと探求してきたように感じてならないからである。そして、本当に自分の「今生の使命、役割を理解する」ことの難しさを実感したのだ。本当に自分で「これがやりたい」あるいは「これが正解」だと思ったとしても、それが単なる独善であるのか、本来の使命であるのか?、どのような方法で実現するのか、それに携わるのか?という判断がなかなか難しいからである。そして、傍目から「成功者」に見える船井さんが理想的な生き方をしているように思える人は結構いるはずだからだ。

 51ページから56ページには「3  本当はオカルトやスピリチュアリズム一辺倒の人とは距離を置くべきだと言えそうだ」という見出しで書かれ、一部で言われている「オカルト好き」ではまっているという訳ではないということが、56ページから86ページには「4 ホームページには、あんがい本音が書ける。それでも50%くらいか?」という見出しで書かれ、世間的には高齢者扱いされてしまう年齢の方が意外に思えてしまった。

 179ページから190ページにこだまゆうこさんから送られた「世界一すばらしい国、日本」というタイトルのホームページ用の原稿が載せられ、ここでもいかに日本に生まれ育ち、生活出来るというそれだけのことが恵まれていることなのか、ということが実感出来るような文章が書かれている。日頃日本国内で生活していると実感出来ないことが書かれており、当たり前の事が当たり前に行われていることの良さ、その恵みが書かれているのだ。やはり日々感謝出来る事に感謝する習慣がいかに大切なのか理解出来、これからも感謝出来る事を探し続けよう、とあらためて思ったところだ。

 189ページから208ページにかけて、船井さんの著書や日月神示の概要を読まれた方にはお馴染みになっている「コノカギ ハ イシヤト シカ テ ニギルコトゾ」について触れられており、実際どのように実行するか?についてはケースバイケースでやり方は一つではなく、相手によって合った方法を取る必要があるので絶対にこれだ!と断定出来るような王道はないと思われるが、それに関してページが割かれている事は貴重だ、と感じた。結局自分の使命という所に行ってしまうのだが、どこまで自分がそれについて責任を負っているのか?ということになるだろう。

 結局同じことが書かれている所もあるが、何度も読まないと本当に内容を理解し、実行できるところまでもっていけないからこれは致し方ないことである。結局今の時点で様々な情報が溢れているが、自分で適切なものを選択し、生かす事が大切なのだろう。そして、一般に「成功」と言われていることは本当は「成功」ではないのかもしれない。

本音で生きよう
船井幸雄

482841598X
ビジネス社 2010-09-10
売り上げランキング : 6740

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

楽天ブックスでお探しの方はこちらから。


ビーケーワンでお探しの方はこちらから。

PR

お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード



トラックバック:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリー
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
本の虫
性別:
女性
職業:
事務職の派遣社員
趣味:
読書、ヨガ、昼寝、音楽(クラシック、ジャズ)
バーコード
ブログ内検索