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ご訪問ありがとうございます!感謝力を高めて人間性を高め、最終的には良くないことであっても感謝出来るようになれると、意識が変わり、人間性の高い人が増えると世の中が変わります。まだまだ修行が足りない身ですが、一緒に頑張りすぎない程度に頑張りましょう。
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 2012年1月12日が発行日として書かれている船井幸雄さんの著書。沢山の著書が出ているので、読まれている方にはおなじみとなっている事と思われるが今回のは特に真言に絞って書かれており、単なるスピリチュアル系統にとどまらず、それをどのように活用するのか?ということが書かれている。
 そのまとめと言うべき箇所が第6章の『50年近いコンサルタント経験は「5つの船井真言(マントラ)に集約できる」』で、具体的なやり方が書かれている。180ページから182ページに「若手ビジネスマンの基本となる3つの真言」という見出しで基本的な仕事への姿勢、取り組み方について触れられ3つ挙げられており、1.「好きなことをやればいい」 2.「仕事は楽しむべし」 3.「人の2倍も3倍も働くと良いことがある。」ということだ。
 「好きなことをやればいい」と書いてあると、勝手な事をしてもいいのではなかろうか?という取り方もできるのだが決してそういうことではなさそうだ。『嫌いな事を嫌々続けていてもその人は幸せとはいえないでしょう。(中略)嫌いな事はしなくていいけれども、好きな事は「全力で」「命をかけて」やりなさいという意味です。』と説明されているので、極めるということを指しているのだろう。
 「仕事は楽しむべし」には、「仕事をするのが苦痛だと、我慢して努力しても、なかなか思うように伸びていけないものです。」と書かれており、確かにそれほど難しい事、ややこしい内容の事でなくてもやるのがだんだん辛くなっていく。しまいにはその仕事自体が苦痛になってしまうので確かに楽しむ、というのか、楽しくないと出来ないということは正しい。86ページには『人は大人になると「やりたいこと」よりも「やらなければいけないこと」が多くなり、我慢することも増えてきます。自分の気持ちに蓋をすることに慣れると、だんだん好きなことを感じる力が麻痺してしまうようです。そしてワクワクする気持ちに従って行動することが少なくなり、自分が何が好きなのかがわからなくなってしまうようです。』と書かれており、その通りだ、と感じた。そして、好きなことを感じる力が麻痺することが怖いな、とも思っている。自分の目の前に好きなことあるいは良いものがあったとしても気づかなくなってしまう…。そのうちに何も感動できなくなるのはどんなものだろうか?事実、だんだんそういう方向に行っているように思えるのだ。以前聴いてとても感動したはずの音楽を聴いても感動しない、出来ないこともある。もちろん自分の中で何かが変わった、と言うこともあるのだろうがそれを差し引いてもあれっと思ってしまうこともあるのだ。
 「人の2倍も3倍も働くと良いことがある」には「人はそれぞれサムシング・グレートから与えられた使命を持って生まれてきます。その使命が何なのかは、仕事に没頭する一時期を持ってみて、初めてわかるのです。」と書かれており、ある程度の量と質をこなさないとわからない、ということなのだろう。
 いつものことながら、わかりやすい言葉で書かれているので一通り読むには時間がかからないし、特別な知識も専門用語もいらない。本質を見失わないことと、良くない思いを追い出すためにはお勧めです。

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船井 幸雄

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