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 「微差」は「大差」包み込みと意識の違いが違う結果を導き出す

 最初にタイトルに惹かれた。今までも結局「微差」が結局「大差」を引き起こしている事を実感していたからである。著者の斎藤一人さんは、銀座まるかんの創設者でいわば実業家であり、講演や著述業を本業としている方ではない。その分だけに現場からの情報がなにか書かれているのではないか?という期待もあった。本のカバーの内側の表表紙側に「何でも、物事には道理があります。その道理通りにやれば、人生は上手くいくようになっています。」裏表紙側に、「いいんだよ、信じなくても。でも、本当なんだよ。」と書かれており、結局これがこの本のまとめなのか?と思うと同時に斎藤さんの包容力と厳しさを同時に感じた。もう少し詳しく実感を伴って感じられるのが「人の器量は無限大」という見出しで書かれた内容で、23ページに「自分の前に嫌な人が出てくるのもそうです。嫌なやつが出てこないと、いい人が目立たないんですよ。だから相手を直そうとする必要はありません。」と書かれている所と「天下無敵のアマテラス発想」という見出しの62ページ、63ページに書かれている『「私はピーマン、あなたはトウガラシ。ピーマンはいいよ、でもトウガラシも赤くていいね」というふうに、やっていればいいのです。(中略)だから、相手を自分と同じ色に染めようとしてはいけない。というより染める必要がないんです。』という内容からも伺える。

 本全体では、分かりやすく簡潔な日本語で書かれておりとても読みやすい。154ページに一言「追伸 この本は最低でも七回読んで下さいね。」と書かれており、それだけ簡潔な分だけ自分で悟り、汲み取るのが難しいという事なのだろう。

 38ページから「人生、上手くいかない人、自分の事を忘れていませんか?」という見出しで書かれており、その中に『じゃあ、なぜ自分の事を忘れている人は天下とれないのか。そういう人は、必ず自分の立派さを人にも強要するムードが出てる。自分ががまんしているからって、人にも「がまんしろ」っていうムードが出てる。自分はたいしてキレイでない奥さんでがまんしているから人にも「そうしなさい」というムードが出ている。でもあなたの部下はあなたと違うんですよ』と書かれており、今までは一般的にどちらかというと「自分の事は後回しにして他人の役に立つがよろし」という事が言われている事が多いように感じていたのでこれは少し意外な感じがした。ただ、本当に『自分ががまんしているからって、人にも「がまんしろ」っていうムードが出ている』というのはやはりまずい。ところがこういう事に限って自分では気付かないのだから余計たちが悪い。

 主題の「微差」についてだが、69ページから111ページにかけて「微差ってスゴイ」という大見出しのついた章で詳しく述べられている。110ページから111ページにかけて『ところが、不思議な事に「お客さんが来ない、来ない」と言っている店ほど、ヨソを見に行かないのです。(中略)そういう人をじぃーと見ていると特徴があるのです。「商売は食うためにやってて、本当は仕事を辞めたいんだ」「お金があったらやりたくないよ」そういう考えで仕事をしているのです。』と書かれており、結局根底の意識の違いが大きな違いを生み出しているのだ、という事に行き着く。ただ、具体的に「微差」に気付く、あるいは見つける事については具体的な法則や方法は何も書かれていない。だからこそ「七回読んで下さい」という事になるのだろう。一通り目を通すだけならばそれほど時間が取られないので、気付きを求め、自分でものを考えられる人にはお勧め。

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