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ご訪問ありがとうございます!感謝力を高めて人間性を高め、最終的には良くないことであっても感謝出来るようになれると、意識が変わり、人間性の高い人が増えると世の中が変わります。まだまだ修行が足りない身ですが、一緒に頑張りすぎない程度に頑張りましょう。
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 良い世の中を迎える為にあと一踏ん張り!

 この本は櫻庭雅文さんが船井幸雄さんをインタビューして書かれているような印象を表紙の記述から受けるのだが(船井幸雄 インタビュー/櫻庭雅文と書かれている)実際にはお二人の共著で、最近言われている様々な危機がとりあえず回避出来、大難が小難になった、という主題で書かれているのだ。一章と四章を櫻庭さん、二章と三章を船井さんが執筆されている。以前から船井幸雄さんの著書を沢山読まれている方にはお馴染みの内容である。

 第一章は櫻庭さんが昨年(2009年)に行われたにんげんクラブ全国大会の模様を取り上げて書かれている、本の虫もこの大会に出席したのだが、この日が船井幸雄さんの講演を初めて聞いたので、結論から言ってしまえば通常通りに講演が出来たのだな、としか思わなかったのだが、ここ数年、お年を召されたという事もあり船井さんの体調は最悪だったという事で講演が出来た事自体が不思議なくらいだったという。そこまでしてこの世の中をどうかしよう、と考えて活動されている方がおられるにもかかわらず、とりあえず信心があるような素振りを表面的に見せているだけというのはいささか情けない。その後配信されたにんげんクラブのメールマガジンでも命がけの講演について触れられていたのだ。

 第二章は「人類と地球が直面している危機」というテーマで書かれ、85ページからの「オープンワールドにかけた“第四レベルの星”への思い」という見出しで書かれている所から、95ページから始まる「三〇〇〇から五〇〇〇人が一カ所で思いを同じくする」という見出しで書かれている所の間で船井さんが七十才過ぎてから本当にやりたい、と思ってこられた事に対する事の思い入れとその必要性が読み取れる。特に、講演会や過去のオープンワールドの開催に対する動機がしっかりと読み取れる。

 第三章は「私たちと地球が、いま進みつつある道」というタイトルで書かれ、個人的な解釈なのだがこの部分の中核は150ページからの「”大難“を”小難“にするための条件はすでに整っている」と、153ページからの「正しく考え、正しく生きることの意味を知っておこう」と、171ページからの「責任を引き受ける覚悟が能力以上の力を引き出す」に凝縮されているように思えた。

 第四章は『”小難“を乗り越える「天の理」の生き方』という主題で書かれ、186ページからの「”小難“を乗り越える心のもちよう、行動の仕方」と、189ページからの「ポジティブ至高に関する最近の考え方について」と、192ページからの「正しい生き方をして“小難“の時代を生き抜こう」に儀容祝されているように思える。そして、意外に出来るようで出来ない事が197ページからの「人を絶対否定しないから情報が集まってくる」、200ページからの「否定しないで相手を認めるから人を惹きつける」、205ページからの「損得抜きの“親身“の付き合いが人の心をつかむ」、209ページからの『「人脈は引き継げない」にみる否定、差別しないの意味』にしっかりと書かれていて、これは本当に難しいし、一体自分にはどこまで出来るのだろうか?と考えてしまうのだ。何しろ元々人間が苦手という事もあるのだが、やはり相手の立ち居振る舞いや言動で、「この人は関わりたい人なのか、避けた方が良いのか?」という「計算」を無意識のうちにしている訳だし、現実の問題として「関わらない方がよい人」というのか、「やっていけない人」というのもいるうえに、皆共通なのだが、結局与えられている時間は限られており、出来る事も限られているのでどうしても主観的に重要と思われない事には時間を費やしたくないし、あまりにもどうにもならない事に手こずると違う事をしている方がよい、と考えてしまうのだ。これもまた何処までが「利己心」で何処からが「不可能な事」なのか見極めるのがなかなか大変である。

 結局、今現在執り行われている様々な制度やシステムが限界を迎えている事には違いがなく、その多くが「利己心」がベースに作られている事には違いがないように思え、長年行われてきた仕組みを変えるのはとても難しい事なのだが、意識の高い人たちがそれを引っ張るより他にない、という事になるのだろう。

2012年の変化はすでに起きている 「百匹目の猿現象」が起こり、大難は小難になった
船井幸雄 櫻庭雅文

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