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ご訪問ありがとうございます!感謝力を高めて人間性を高め、最終的には良くないことであっても感謝出来るようになれると、意識が変わり、人間性の高い人が増えると世の中が変わります。まだまだ修行が足りない身ですが、一緒に頑張りすぎない程度に頑張りましょう。
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 「明るい未来を選びますか?それとも破滅を選びますか?」


 この本は2001年に出版されているのでここで取り上げている中では古く、中古でないと入手出来ない。

 著者は船井幸雄さんで、船井さんの本を沢山読まれている方であれば、取り立てて目新しいものはない。しかし、この本が2001年に出版されている事を考えると、船井さんの「世の中を良い方向へ変えよう」という熱意を感じ取るのだ。これほど長い間、結局は同じ結論になってしまうのだが繰り返し繰り返しめげずに訴えておられるのはお見事である。途中で決して諦めない凄さを感じるのだ。何事もはじめるのは簡単、でも続けるのは難しいからである。裏を返すとこの本が出版された2001年頃から(いや、本当はもっと前からかもしれない)危機的な状況に陥っていたのかもしれないのだが、多くの人がそれに気付かずにいたことも事実だろう。余談だが、先日にんげんクラブ全国大会が行われたのだが、今年は諸事情で行かれなかった。残念である。

 本のタイトルが「全ての答えは自分にあった」となっている通り、第一章の主題「人は自分を通してしか何事もわからない。自分を深く知ろう 自分を深く知ると、いろいろなことが分かるようになる」が要点を示しており、他の本と違う、「自分自身を知る」ということが要点である事がよくわかる。そして、第三章の198ページからの小見出し「自分を知ろう。そのよい特性をのばそう。それが最も自分を活かす方法」で書かれ、具体的な方法として「①過去の経験の分析、②自分の特性、③これからやりたいことの三つをびっくり現象を中心に取りまとめていくと最もよくわかります。」と挙げられ、ご自分の例を取り上げられている。そして、第二章の96、97ページに『②自分の見に起こる事はすべて自分が引き寄せているといっていいこと。また自分を通してすべてが分かるようになっていること、いわゆる「全ての答えは自分にあること」。』と本のタイトルの説明が一言でなされている。

 そして、99ページ、100ページに「人間の役割」という小見出しで要点がまとめて書かれ、99ページには「おもしろいことに、短所や不得手なことで貢献している人は皆無に近いといえそうなのです。」と書かれており、これでまた「自分自身をを知る」、「長所」の大切さが分かる。

 それ以外の部分は、他の著書と重なる所が多く、しかも複数の著書に繰り返し書かれている事もあるのでそちらを読まれることをお薦めします。

 著者の船井幸雄さんはかつて経営コンサルタントとして名をはせ、「経営指導の神」とまで呼ばれた、著名人で高収入のはずなのでいささか意外にも思えるが、35ページには「多くの人は、身分がほしい、資格がほしい、賞がほしい、形式や作法にしたがってお茶をたしなみたい、フランス料理を食べたいなどど思って実行されているように見えるのですが、私は今書いたようなことと、全く無縁といってよく、興味もほとんどなく生きてきました。」と書かれ、224ページには『人間が「目先だけ良ければいい、お金が儲かればいい、自分だけよければいい」というようなミクロの生き方をし、人として生まれた目的は①所有欲、②権力欲、③名誉欲、④金銭欲、⑤快楽の追求欲をみたすことで、そのためには、⑥競争、浪費、分離、秘密、破壊、策略、搾取などは善であり、⑦各自が目先の「エゴ」を何よりも尊重して生きればよいといういままでの常識的な生き方を続けていきますと、多分、近未来に人類は破滅の危機に追い込まれると思えてならないのです。』と書かれ、このように物事を捉えられ、自分なりの方法で実行出来るのはやはりさすがである。

 さすがに10年が経過し、危機的状況はさらに差し迫ってきている。この状態を脱却出来るかどうかは一人一人にかかっている。「明るい未来を選びますか?それとも破滅を選びますか?」

すべての答えは自分にあった
船井 幸雄

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 自己啓発本やセミナー探し地獄から解放されよう!!

 著者の喰代栄一(ひらがな表記、ほおじろえいいちでの著書も沢山ある。)さんは科学ジャーナリストとして沢山の著書を出版されている。月刊「ムー」にも記事を掲載されている。この本は2009年10月、世間で「ポジティブシンキング論」や「引き寄せの法則」に関する本があちこちから出回っていた頃に出版された。

 第一章のはじめ、16ページから38ページにかけて「主観的なポジティブ度」のチェックテストが、88ページから91ページまでには「潜在意識のポジティブ度」のチェックテストついていて、どちらもそれほど時間をかけずに自分1人でやって試せるようになっており実用的である。そして、58、59ページに「ポジティブとネガティブの比率は人それぞれ」、67ページから69ページには「ポジティブな人とネガティブな人の会話のコツ」という主題で書かれており、これもまた読み手の取り方一つで実用的である。

 第二章は、「希望や自信は本当に必要なのか」というテーマで書かれ、今まででは「希望や自信を持つ」事が大切とされ教えられてきたのでその事に対して何も疑問を抱かずにその通りにしてしまうことも多々ある。そして、なぜ「希望や自信が必要なのか?」あるいはテーマ通りの事をまともに考えた事はない。その事については考えないのが当たり前の様になってしまっている所があり、これが意外な落とし穴のように思えた。実のところ自分では結構あれこれ考える方かな?と思っていたのだがまだその辺りの甘さを痛感したからだ。やはりそこは科学者さんなのだろう。学校のテストも実はクイズ番組のクイズとあまり変わらず、とりあえず正解が出ればそれで良く、なぜそうなのか?あるいは別の答えが出せないものなのか?等々中々考えさせない方向へ持ってかれてしまっているらしい。結局はバランスの問題なのだろうが、考えない、という事も重要視されている所もあるのでその辺りは中々難しい。131から133ページには「自己啓発本の善し悪しを見分けるには」という見出しで書かれ、これだけ沢山の自己啓発本が出版され、それぞれ違った方法が書かれていると迷ってしまう場合があるがヒントを与えてくれており、現に巻末には30冊の文献が参考図書として挙げられている。

 第三章では「ポジティブからマインドフルへ」というテーマで書かれ、特に200ページから251ページにわたり沢山のページと見出しを使って、「マインドフル」について説明と実例が挙げて書かれている。「成功本」というと、どうしても「ポジティブシンキング」ということが最初に出てきてしまうので200、201ページに書かれている「ポジティブでもネガティブにも偏らない視点」というのは何だか意表をつかれたように思え意外に感じたのだが、冷静になって見ると、あまりにも熱くなりすぎると暴走する、という側面があるのだからやはり物事を正しく見る、という事は必要である。ただ、どうやったらそれが出来るようになるのか、その辺りが大変だろう。202、203ページでは「マインドフル」の定義が説明され、『本書では「やわらかな心をもった」「いろいろな視点から物事をみることのできる心をもった」という意味』で使われている。

 沢山の文献を参考に書かれている所もあり、それらの本を読んだ方がより理解しやすい事もあり、それが良い所でもあるし、悪い所でもある。勉強熱心な方には研究する余地を沢山残してくれているのだが、あまり時間の取れない方には消化不良気味になってしまうように思えた。自己啓発本やセミナー探し地獄から解放される事は間違いないだろう。

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 雇用問題は国を滅ぼす!?日本国存亡の危機!!

 この本は2008年3月に初版が発行されており、多少今とは違う状況になってし待ているので全てが現状に適合しているとは言えない所もある。何しろ今では「ワーキングプア」だの、「ネットカフェ難民」という言葉自体があまり聞かなくなっており、メディアでも取り上げられていない。

 この本が出版された当時、ある程度までは「ワーキングプアは自己責任」なのではないか、と思っていたが、それだけではなく、問題の根はとても深くあちこちに行っているようである。第3章には「ワーキングプアから脱出出来ない現実」というタイトルで書かれているのだが、122、123ページには「現在ニートとなっている若年者の55%が過去に学校でのいじめ被害の経験があるという。このアンケートの調査結果から類推すると、ニートとなっている若者の一部は、過去に学校生活で体験したいじめ被害がトラウマとなり、それが対人恐怖症、ひいては就労困難につながったと考えられる。」と書かれており、確かに表面だけいじっても根本的な解決にならない事が見えてくる。それでは今現在、正社員で働けている人たちは仕事があるので幸せなのか?というとそうでもなさそうでこれがまた第4章の「心のワーキングプアになる若手正社員」の161ページに『若手正社員にとっての一番大きな問題は「働き過ぎ」になっているという事だ。』働き過ぎの結果、「突発性難聴」(161ページ)や「うつ」(169ページ)になってしまう人が急増しているという。それだけでなく、173ページから175ぺーじには「働きすぎてセックスレスになる若手正社員」というテーマで書かれていて、単に衣食住の問題だけでなくこのような所まで影響が出ており、これでは「今の時代、仕事があってもなくても地獄」という事になり、正真正銘の「生き地獄」の時代なのか?と思ってしまう。そして190ページから195ページに「ワーキングプアは全ての人の問題」という見出しで書かれ、194ページには『しかし、親が「ワーキングプア」であるなどの理由から貧しくてきちんとした教育を受けることが出来ない若者の中には、窃盗や詐欺といった犯罪によって手っ取り早くお金を稼ごうと考えるものが出てくる。』195ページには「このように貧しい人の増加は豊かな人にとってもゆゆしき問題なのである。」と書かれていて、のんきに構えている場合ではないはずである。

 先頃少し話題になった消費税の増税に関しても217ページから220ページにかけて書かれ、217ページには『現行の消費税は様々な問題を抱えているが、最大の難点は「逆進性」の問題だ。逆進性とは、条件の悪い人ほど重い負担が生じること』と書かれており、これの解決方法として支出税」の導入という新しい方法を提案しておられる。詳しい事は本を読んで頂きたいが219ページと220ページに『「支出税」も「消費税」も消費に対して課税するという点では同一であるが、直接税の「支出税」は間接税の「消費税」と異なり、医療費などの不測の支出に対する控除や累進税率の適用が可能という点で逆進性の問題が解決出来る』と書かれている。

 『自分の子供が「ワーキングプア」にならないようにするためには』という見出しには234ページに『自分の息子や娘が社会人になった時点で「格差社会」の下流グループに入らないようにするには、いい学校を卒業させるしかない。』と書かれているが、親自体がワーキングプアではこれでは解決出来ない。「おわりに」には、現在の問題が過去の貧困問題と大きく違う所3つ挙げられ、「現在の貧困問題では、それが隠蔽、抑圧されていて、貧困の実態が貧困に陥っていない人たちからは分かりにくくなっているということだ。」「なんらかのきっかけで一度、生活が困窮化すると、その状態から抜け出す事が非常に難しくなることだ。」「貧困の問題が世界規模で深刻化しているという点」(236から237ページ)と書かれている。もしかすると、一国で対処出来るような問題ではないのかもしれない。

 195ページと196ページには『諸悪の根源は「新自由主義」にあり』と書かれ、196ページには『この新自由主義の思想に従えば、基本的に自由な競争、弱肉強食の世界を推奨するのだから、競争の結果当然「勝者」と「敗者」が出てくることになる。政府は「敗者」については救済すると言明しているが、現実の世界を見ればわかるとおり、実際にはほとんどの「敗者」が救済されないままとなっている。』と書かれ、結局利己心ベースの方法である。これでは本当に社会全体が崩壊し、国が亡くなってしまう事も絵空事ではなさそうな気配だ。

 出版されたときからそれなりに時間が経過しているので、必ずしも今の状態に全てが適合しているとは言えないのだが、雇用問題が国を滅ぼしかねないという重大な事に気付かせてくれるので、最低でも一度目を通す事をお勧めする。もちろん、時間をかけてじっくりと読むのはもっとお薦めです。

ワーキングプアは自己責任か
門倉 貴史

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 自分の悩みを超えて周りに豊かさをもたらす「蝶」になれるか1?


 2006年にダイヤモンド社から出版された神田昌典さんの本。以前から注目していたのでいつか1冊は読んでみたいと思っていたのだが、どの本から読んで良いのか分からず、中々手をつけられないでいた。タイトル通り、今現在自分と同じような事で悩んでおられる方が探せばどこかにおられるので、確かに自分の悩みは誰かの役に立つはずなのだ。

 この本の第一の特徴は、189の悩みから50題厳選してそれに神田昌典さんが答える、という形で書かれている事だ。第一章は「世の中はどうしてこんなに不条理なの?」というタイトルがつけられ、会社内での人間関係中心の質問6問に答えられている。会社の人間関係で悩んでいる方がかなりおられるように見え、最初から「やはり自分だけではないのだ」という気持ちにさせてくれる。これだけでも大きい。

 第二の特徴は、著者が経営コンサルタントが本業という事もあり、起業や独立に関する質問が多く掲載されているのでそのような心つもりのある方には参考に出来るはずである。

 第三の特徴は「経営コンサルタント」という職業柄、人と接する事とやる気を起こさせるのが上手いという先入観があるのだが、それだけでなく、著者の人間が好きという基本姿勢が感じられる事だ。171ページに「息子の担任教師を好きになってしまいました。思い切って告白するか、自重するか、迷っています。」という44歳男性の質問に答えているのだが、最後に「愚かなヤツラとは思いますが、愚かなるゆえに愛すべき友人です。」と締められている。他にも矛盾だらけの質問にはかなり厳しい事をズバズバと答えておられる所もあり、文章から神田さんの人となりが見えてくる。

 最後の二章は「仕事と家庭の幸せは、なぜ反比例するのか?」「イモ虫は蝶になる事を知らない」というタイトルで書かれ、これがけっこう重みのある章になっている。194ページから書かれている「ビジネスがうまく行っているときほど、家庭がおかしくなるのはなぜ?」という質問と、第7章の前書き220ページと221ページに書かれている内容は結構こたえる。自分が「蝶になれる存在」と気付く為にはいったい何が必要なのか?と考えてしまうのだ。そしてここで言われている「蝶」とは、「仲介者となってまわりに豊かさをもたらす」存在だ。自分には何が出来るのだろうか?と問いかけるきっかけにもなる。

あなたの悩みが世界を救う!―不条理な世の中を生き抜くための人生バイブル
神田 昌典

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 良い世の中を迎える為にあと一踏ん張り!

 この本は櫻庭雅文さんが船井幸雄さんをインタビューして書かれているような印象を表紙の記述から受けるのだが(船井幸雄 インタビュー/櫻庭雅文と書かれている)実際にはお二人の共著で、最近言われている様々な危機がとりあえず回避出来、大難が小難になった、という主題で書かれているのだ。一章と四章を櫻庭さん、二章と三章を船井さんが執筆されている。以前から船井幸雄さんの著書を沢山読まれている方にはお馴染みの内容である。

 第一章は櫻庭さんが昨年(2009年)に行われたにんげんクラブ全国大会の模様を取り上げて書かれている、本の虫もこの大会に出席したのだが、この日が船井幸雄さんの講演を初めて聞いたので、結論から言ってしまえば通常通りに講演が出来たのだな、としか思わなかったのだが、ここ数年、お年を召されたという事もあり船井さんの体調は最悪だったという事で講演が出来た事自体が不思議なくらいだったという。そこまでしてこの世の中をどうかしよう、と考えて活動されている方がおられるにもかかわらず、とりあえず信心があるような素振りを表面的に見せているだけというのはいささか情けない。その後配信されたにんげんクラブのメールマガジンでも命がけの講演について触れられていたのだ。

 第二章は「人類と地球が直面している危機」というテーマで書かれ、85ページからの「オープンワールドにかけた“第四レベルの星”への思い」という見出しで書かれている所から、95ページから始まる「三〇〇〇から五〇〇〇人が一カ所で思いを同じくする」という見出しで書かれている所の間で船井さんが七十才過ぎてから本当にやりたい、と思ってこられた事に対する事の思い入れとその必要性が読み取れる。特に、講演会や過去のオープンワールドの開催に対する動機がしっかりと読み取れる。

 第三章は「私たちと地球が、いま進みつつある道」というタイトルで書かれ、個人的な解釈なのだがこの部分の中核は150ページからの「”大難“を”小難“にするための条件はすでに整っている」と、153ページからの「正しく考え、正しく生きることの意味を知っておこう」と、171ページからの「責任を引き受ける覚悟が能力以上の力を引き出す」に凝縮されているように思えた。

 第四章は『”小難“を乗り越える「天の理」の生き方』という主題で書かれ、186ページからの「”小難“を乗り越える心のもちよう、行動の仕方」と、189ページからの「ポジティブ至高に関する最近の考え方について」と、192ページからの「正しい生き方をして“小難“の時代を生き抜こう」に儀容祝されているように思える。そして、意外に出来るようで出来ない事が197ページからの「人を絶対否定しないから情報が集まってくる」、200ページからの「否定しないで相手を認めるから人を惹きつける」、205ページからの「損得抜きの“親身“の付き合いが人の心をつかむ」、209ページからの『「人脈は引き継げない」にみる否定、差別しないの意味』にしっかりと書かれていて、これは本当に難しいし、一体自分にはどこまで出来るのだろうか?と考えてしまうのだ。何しろ元々人間が苦手という事もあるのだが、やはり相手の立ち居振る舞いや言動で、「この人は関わりたい人なのか、避けた方が良いのか?」という「計算」を無意識のうちにしている訳だし、現実の問題として「関わらない方がよい人」というのか、「やっていけない人」というのもいるうえに、皆共通なのだが、結局与えられている時間は限られており、出来る事も限られているのでどうしても主観的に重要と思われない事には時間を費やしたくないし、あまりにもどうにもならない事に手こずると違う事をしている方がよい、と考えてしまうのだ。これもまた何処までが「利己心」で何処からが「不可能な事」なのか見極めるのがなかなか大変である。

 結局、今現在執り行われている様々な制度やシステムが限界を迎えている事には違いがなく、その多くが「利己心」がベースに作られている事には違いがないように思え、長年行われてきた仕組みを変えるのはとても難しい事なのだが、意識の高い人たちがそれを引っ張るより他にない、という事になるのだろう。

2012年の変化はすでに起きている 「百匹目の猿現象」が起こり、大難は小難になった
船井幸雄 櫻庭雅文

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