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人間のレベル測定をはっきりさせたという意味では画期的。 

 2004年9月が初版発行日になっているデヴィッド・R・ホーキンズさんによる著書で、エハン・デラヴィさんと愛知ソニアさんによって翻訳されている。副題が人間のレベルを測る科学となっており、今まで具体的な指針、あるいは基準がはっきりしていなかったことに対してはっきりとさせた所に意味があるという点でお勧めでき、何度か読み、実行しないことには本当に理解出来ない本である。
 1,タイトルの「パワーかフォースか」に関して、188ページから192ページにかけて詳しく説明され、189ページに「パワーは、命とエネルギーを与えてくれます。そして、フォースはこれらを奪い去るのです。」と端的に定義が説明されていて、日本語に訳すと両方とも「力」になってしまうのだがその違いを明確にしている。
 2.第4章が「人間の意識のレベル」というタイトルで沢山のページを裂き、具体的にどのような状態なのか?ということが詳しく説明されている。そして、第5章の「意識レベルの社会的分類」というタイトルで142、143ページに現状が以下のように説明されている。「人類の八十五パーセントが200という臨界点のレベルより下で測定されるので、現在の人間の意識の総合的なレベルは、平均しておよそ207ととなり、底にいくに従って、この平均を総合した大多数の弱い人間は、トップに近い比較的少数の人々によってカウンターバランス(釣り合い)が取れています。以前にも述べたように、世界の人口のたった四パーセントの人たちだけが、エネルギーフィールドの500か、それ以上で測定されます。そして〇・四パーセントの人々だけが、540に達しています。さらに600か、あるいはそれ以上と測定される意識のレベルに到達するのは、一〇〇〇万人に一人といった割合しかいません。(中略)しかし、世界の状況を調べてみると、ほとんどの人がもはや生きながらえているだけのような状況にあるということが、すぐさま思い浮かぶはずです。」また、358ページから362ページに、世界の主な宗教の教えについて測定した結果が書かれており、どの宗教も時代を経るたびにレベルが下がってきていることが書かれていて、何故今の時代に無宗教だの無神論だとおっしゃる方がおられるのか?というヒントが示されており、非常に貴重な情報となっている。312ページには「人類全体の意識レベルは、一生涯を通して、平均してもたった五ポイントくらいしか進歩しないということが判明しました。この結果、人間は一生をかけて相当な数の経験をするにしても。学びは少ないということが明らかになります。」とここでも現状が示されている。364ページから367ページにかけて、反宗教的な性質やもの、音楽、暴力を推奨するようなテレビやコンピューターゲームについての結果も書かれており、これもなかなか興味深い。
 3.104ページから106ページに、具体的なテストのやり方が書かれている。この方法は特に道具を必要とせず、誰でも出来るやり方であることが特筆に値する。
 但し、疑問に感じるのはテストの対象が人であり、自分から望んでいる場合であれば本に書かれている通りのテストを実行出来るのだが、宗教の教えや、テレビ番組やゲームといった人でないものをどうやって測定したのか?ということが書かれていない。また、何故人間のレベルをあげる必要があるのか?ということにも触れて欲しかった。

パワーか、フォースか―人間のレベルを測る科学
デヴィッド・R. ホーキンズ David R. Hawkins

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