ご訪問ありがとうございます!感謝力を高めて人間性を高め、最終的には良くないことであっても感謝出来るようになれると、意識が変わり、人間性の高い人が増えると世の中が変わります。まだまだ修行が足りない身ですが、一緒に頑張りすぎない程度に頑張りましょう。
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ビジネスマンと大使の経験のある方が語る「目に見えない世界」
この本は船井幸雄さんと岡崎久彦さんの共著である。船井さんはかつて「経営指導の神」とまで呼ばれた経営コンサルタント、岡崎さんはサウジアラビアとタイで大使を務められたような方で表面だけ見ると、タイトルとは全くかけ離れた世界で活躍されてきたように見えるのだが、意外にそうでもなく、目に見えない世界に関する事についても重視されておられる。 今の所世間一般ではなかなか目に見えない世界の事について堂々と話題に出来ない所があり、そのような内容を扱った本などは「トンデモ本」扱いされてしまうのだが、実のところその系統を自分なりに勉強されている方は意外と多い。需要があるのに堂々と話題に出来ない事がいささか不思議なのだが、おそらく真実とまがい物の区別が難しいという所もあるのだろう。 特徴として、「気」から正しい人間としてのあり方、生き方を目指そうという事である。第一章の中の『「気」とは波動である』という見出しでは、18、19ページに『たとえば、趣味や食べ物の好みが同じなのに、どうも相手を好きになれない事があります。反対に趣味趣向はずいぶん異なるのに、何も話さなくてもいっしょにいるだけで心が和む、という場合もあります。そういうとき、人はしばしば「あいつとは波長があう」「あの人とは波長が合わない」という表現をします。なんとなく使われている表現のようですが、波長は波動と考えていいので実に的を得た感覚なのです。』と書かれており、極当たり前に使っている言葉の中に真実があるということを実感した。そこでまた、言葉を考える必要があるのだろう。 84ページから「調和発展のための五つの原則」という見出しには、原則として「単純、共生、無駄なし、自由、開けっ放し(オープン)」(85ページ)が挙げられており、船井幸雄さんがスイス人のウォールター・ケーニッヒさんという弁護士会の会長を務めている方から聞いた日本の良さが書かれており、今までそれが当たり前のように行われているので特に気に求めていなかった所に日本の良さがあるという例が具体的に示されているのだ。これも意外に気付かない事だろう。そして、146ページからの『「共生」という価値観について覚ったこと』という見出しで、岡崎さんが「しかし考えてみれば、あの世に行くということは、そこから先わがままをしても良いということではないのですね。キリスト教ならば、神の御許へ行くのですから、ますます慎み畏まなければならない。(中略)結局死んであの世で暮らすにも、愛とか、思いやりとか、他人とかの間で必要な価値観はついて回るのだな、と悟りました。」と書かれており結局これが全てで、自分の中で意識出来ればどうしたら良いのか?という事が見えてくるはずである。そして153ページには同じく岡崎さんが、「たしかに、キリストの最大の貢献は愛という価値観の発見、というか、それに最高の価値を置いたことだと、この年になってつくづく思うようになりました。すべて、他と一緒に生きなければならないということから逃れられない現実から派生する価値観ですね。」と書かれており、まさにお見事としか言いようがないのだ。とりあえず何かの宗教を信じているようなフリをして形だけ行事に参加している人とどっちが信心があるのか?と考えてしまうのだ。物質的な事に捕われず、目に見えない世界に関心のある方にお薦め。 気の力 船井 幸雄 岡崎 久彦 海竜社 2006-06 売り上げランキング : 53177 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools 楽天ブックスでお探しの方はこちらから。 ビーケーワンでお探しの方はこちらから。 ■■■ PR |
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