ご訪問ありがとうございます!感謝力を高めて人間性を高め、最終的には良くないことであっても感謝出来るようになれると、意識が変わり、人間性の高い人が増えると世の中が変わります。まだまだ修行が足りない身ですが、一緒に頑張りすぎない程度に頑張りましょう。
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理路整然としているが様々なツボに触れ、人生そのものの本
2007年5月が初版発行日となっている池上彰さんの著書で、おそらく代表的な作品とされていると思われる。しかしあとがきに出版社からビジネス向け雑誌の担当者とビジネス出版部の副編集長が池上さんの元を訪ね、伝える力について短期連載をしたい、という話を持ちかけられたことがきっかけで連載が始まり、終わったときにまとめて本にしたいと持ち出されたことが書かれており、最初から単行本として出版する予定ではなかったことがわかる。 この本は以下の点においてお勧めです。 1.様々な分野から学ぶべきものがある、ということが示されている。 2,聞くことと話すこと、伝えることが表裏一体であることが示されている。 3.人から好かれる人と嫌われる人の差が示されている。 1.に関しては48ページから50ページの「映画や連載記事に学ぶ"つかみ"方」68、69ページの『「爆笑問題」の危機管理』、193、194ページの「落語に学ぶ」に詳しく書かれており、具体的な例が挙げられているので映画の展開が何故そうなっているのか?コメディアンがどうしているのか?ということがわかる。 2.に関しては38ページから40ページの『「良い聞き手」になるために』、41ページから44ページの「自分のことばかり話さない」88ページから90ページの『「聞く」ことで「伝わる」こともある』に詳しく書かれており、普段あまり心に留めないような小さなことに差が出てくるのがわかる。 3.に関しては40、41ページの「 V6井ノ原さんとTOKIO国分さんの人気の秘密」に話を聞く立場としての反応について、69ページから71ページの「その言葉に"愛情"はあるか」に相手に対する愛情と信頼関係の有無で失礼なことや悪口を言っても問題にならないこと、71ページから73ページの「綾小路さんや毒蝮さんの毒舌が受け入れられるわけ」に、有名人と一般人の大きな違いが書かれており、安易なマネはしない方が良いこと、76ページから80ページの「成功して好かれる人、成功して嫌われる人」に、日本には「けしからん罪」が存在し、法律には違反していないけれども何かけしからんよね、という気持ちであり、感覚であり、空気ですと定義されており、『社会の一員である以上、「おかげさま」の精神は必要なのです。』と占められていて、謙虚さ、感謝の念の必要性が書かれており単なる方法や技術を羅列したHow to本とは一線を画している所が見える。 当然、書かれていることを実践し、身につけるにはそれなりの時間がかかるが、決して損をしない本である。 伝える力 (PHPビジネス新書) 池上 彰 PHP研究所 2007-04-19 売り上げランキング : 187 Amazonで詳しく見る by G-Tools 楽天ブックスでお探しの方はこちらから。 ビーケーワンでお探しの方はこちらから。 PR |
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