忍者ブログ
ご訪問ありがとうございます!感謝力を高めて人間性を高め、最終的には良くないことであっても感謝出来るようになれると、意識が変わり、人間性の高い人が増えると世の中が変わります。まだまだ修行が足りない身ですが、一緒に頑張りすぎない程度に頑張りましょう。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 かなり前から語られていた『船井流』私たちはいつ理解、実行出来るようになるのか?

 この本は、1990年10月19日第一版一刷発行となっており、今から20年前に出版された本である。今更なぜこんな古い本を?とも思えるが、最近の本でよく書かれている内容がどれほど前から書かれていたのだろうか?と言うことが検証したくなったからである。基本的なことは、ここ数年に出版された本とそれほど大きく変わっていない。裏を返すと20年も同じこと伝え続けなければならないほど我々が本当に習得するのが難しいということでもあり、若い世代が出てきているので、こうしないと若い世代には伝わらないということもでもあり、基本的な原則は変わらないということでもある。船井さんのコンサルティング手段の「長所伸展法」も111ページから117ページにかけて書かれ、115ページに「どのような人でも会社でも、自他ともに認める長所が必ずあります。長所とは自身のあることでしょう。上手に出来ることです。得意な分野です。ついている分野です。効率のよい分野といったら良いでしょう。こういう長所を意識的に、ぐっと伸ばすのが長所伸展法なのです。」115、116ページに『その時は「今夜は眠れるかな?」と思ったら、もう眠れなくなります。家内から「今夜は眠れそうですか?」と声をかけられただけで眠れなくなるのです。』と書かれており、長所あるいは良いことに意識を置くことの大切さに触れられている。106ページには受講生から「つきの良い人とつきお悪い人の見分け方を教えていただけませんか?」と質問され、「一般につきの良い人は、人相が良いですね。笑っても、怒っても、どんな時でも良い人相をしています。(中略)しかし、マクロに考えれば人相の悪い人とつきあい、その人たちの人相を良くするのは、ついている人の使命だと思いますよ。もちろんそこまでするには、高い人間性と人としてのすぐれた力をつけなければならないでしょうか、これにも挑戦してくださいね。」と書かれている。あの世とこの世の仮説も、昭和六十一年(1986年)発刊の「上に立つものの人間学」という本からの引用として191から193ページに書かれており、船井さんが随分昔から語ってこられたことだということがわかる。
 最近の本にはあまり書かれていないこととして、33ページから41ページにフーチが、48ページから64ページにチャクラ・オープン及び気について書かれており、詳しく知るためには読むと良い。
 ある意味では、こんなに長い間ほぼ同じような内容の本を沢山書き続け、それが売れまくっている船井幸雄さんはやはりすごいです。我々がもう少し賢くなって、人間性のレベルが上がれば船井先生ももっと高度な内容の本を書いてくださるかもしれない。

このリンクは、現在入手出来る本で、筆者が実際に読んだものとは多少違うところがあるかもしれません。
完本 船井幸雄の人間の研究―人生のコツ・経営のコツ
船井 幸雄

完本 船井幸雄の人間の研究―人生のコツ・経営のコツ
PHP研究所 1998-11
売り上げランキング : 102611


Amazonで詳しく見る
by G-Tools
PR


忍者ブログ [PR]
カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリー
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
本の虫
性別:
女性
職業:
事務職の派遣社員
趣味:
読書、ヨガ、昼寝、音楽(クラシック、ジャズ)
バーコード
ブログ内検索