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 常識が通用しないこの頃、読んでおいて損はない。

 2006年12月1日が初版発行日となっている石井裕之さんの著書。あとがきを含めて149ページで読むのに時間がかからず、文章も簡潔で読みやすい。最後にスペシャルサンクスとして沢山の人の名前が挙げられていて著者が人とのつながりや信頼を大切にしている方であると言うことがわかる。
 この本は以下の点でお勧めです。
 1.潜在意識についてとても詳しく書かれており、それをふまえた上でどうしたらいいのか?ということに触れている。
 2.今まで沢山のビジネス系How To本や、自己啓発系統の本に書かれていたことと反対のことが書かれている。
 3.はったりをかますとはどういうことなのかと言うことが具体的に書かれている。
 4.全てが繋がっていると言うことが書かれている。

 1.に関しては沢山のページが割かれており、15ページに「潜在意識は現状を維持しようとする」こと、73ページには「意識が考えるのをとっくにやめてしまった後も、潜在意識は、ずっと答えを求め続ける」こと、87ページには『潜在意識的には「うまくいったかもしれない」という思いよりも、「ダメだった」という気づきの方がはるかに生産的』ということが書かれ、対処方法として20ページに「潜在意識を新しい自分に徐々にならしていく」こと、そのための方法として25ページに「スタートは繰り返して、できるだけ丁寧にゆっくりとやる」こと、が書かれている。
 2.に関しては今までさんざん書かれてきたあるいは言い古されてきたことの反対のことがTherapy6の「実績や経験にとらわれない」とまとめられている。121ページから123ページに「成長を加速させるには」という見出しで潜在意識の働きがどうなるかと言うことに触れながら「知識や経験が少ないほど、グングン成長できる」と書かれている。なんだか初心者のレベルで止まってしまいそうなのだが、この辺りは大丈夫なのだろうか?という疑問を感じる。ある程度経験を積んでしまった人は一体どうしたらいいのか?と思ってしまう。
 3.に関しては131ページからのTherapy7「フェイク・イット」全てを割いて書かれており、具体的に嘘とハッタリの違いまで詳しく書かれている。今までここまで詳しく書かれているは読んだことがないのでとても参考になった。そして141ページにどのように行動したらいいのか?という具体的な例が挙げられている。しかし、このように振る舞うことに抵抗のある人は一体どうしたらいいのか?と言う疑問もわいてくる。
 4.に関しては57ページに「成長する時は、全体がそろって仲良く成長すると言うことが原則です。この原則を忘れたり、軽んじたりすればどんな努力も無駄に終わってしまいます。」と書かれ、バランスの重要さや全てが繋がっていると言うことがわかる。
 今までの常識が覆っていくことがとても多いので、それについていくためにも読んでおいて損は無いだろう。ただ、本当に身に付け、実行するにはそれなりの努力がいるはずである。

「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~
石井 裕之

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