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 この本は2010年8月31日が初版発行日とされており、わりと新しい本である。著者のゼカリヤ・シッチンさんのプロフィールは1922年パレスチナ生まれのユダヤ人。言語学者、考古学者。(中略)長年にわたりイスラエルを代表するジャーナリスト兼編集者として活躍。現在はニューヨークに住み執筆活動に専念。シュメール語文献を解読出来る学者は全世界200人足らずという中で、最も有力な学者としてその名を挙げられている。と書かれており、この手の第一人者であることは間違いない。

 14章の本文の前にシッチン説骨子として「古代シュメールのアヌンナキ神話は、実話ドキュメント」『アヌンナキの故郷はNASAも探索中の太陽系第「12惑星」』「アヌンナキの地球到着は45万年前」本書の骨子として「ピラミッドはアヌンナキの宇宙基地として利用されていた!」「エルサレムは宇宙管制センターとして作られたものだった!」『スフィンクス「地球の門を開く偉大な神の役割」』と簡単にまとめられているので、概要を理解するためには便利である。そして、どのような前提でこの本が書かれているのか?読み進めるためのよいヒントとなっているのだ。

 私自身があまり考古学に詳しくないこともあり、後ろの方の章で取り上げられているピラミッドの検証や遺跡から発掘されたものの関することには触れられないので、本を直に読んで頂くより他に方法はないのだが、一部では「地球の創造主、神々=宇宙人説」というのは以前から存在するので、興味のある方はこれもまた検証されると良い。

 第1章は「創造主(アヌンナキ)との生活の場から追放された人間はエデンの園=不死の水をこうして求め始めた……」という見出しで書かれ、人類創世とされている頃からこの章では大航海時代が一番新しいのだが、かなり長い間人間たちが「不老不死」を求めてきたのか、ということがわかる。今では命あるものは必ず死ぬということを受け入れられるようになったのか、それともこの地球上では「不老不死」を実現できるものはない、というのが分かったのか、それとも他に要因があるのかわからないが、特に権力者を中心に多くの人が求めて地球上をあちこち探していたのだ。確かに宗教では「死は終わりではない」と教えている所もあるし、竹取物語ではかぐや姫がおじいさんとおばあさんに不老不死の薬を渡してから月に帰っている。シュメールからかなり距離的に遠いと思われる日本でも、不老不死の昔話が存在することを考えると、かなり遠い所や外見や生活習慣が全く違うからと言って全くの無関係とは言い切れないだろう。そうなると結局「人類のルーツを辿ると結局同じ何人かの親にたどり着く」という説や、この本の中で書かれていることも単なる言い伝えだけで片付けず、自分なりに研究してみた方が良いのではなかろうか?と思えてくる。大抵の場合、子どもの頃に子どもが理解出来るような内容しか聞かされていないので、深い所まで理解出来ているとはとても思えないからだ。そして166ページから「聖書の物語は事実であり正確であった」というタイトルで、176ページから「天国から地球にやってきた神々ーシュメールの発見」というタイトルで書かれ、その関連性が説明されている。

 このような内容なので当然と言えば当然なのだが、考古学に興味のある方が読まれた方がより深く理解出来、あまり詳しくない人には目を通すだけで手一杯になってしまうので、それを心に留めてお読みください。


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ゼカリア・シッチン 竹内慧

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